テレビ小山放送(コミチャン 地上11ch)では
2月3日(土) 足利市で開催される「足利鎧武者行列」を生中継します。
200人の武者行列による勇壮な時代絵巻の模様をお楽しみ下さい。
制作:わたらせテレビ
【放送日程】
2月3日(土) | 16時45分~19時(予定) |
「足利鎧武者行列 節分鎧年越」について
足利に春を呼ぶ伝統行事「鎧年越」が2月3日節分の夜に行われ、
坂東武者に扮した市民200人余りが参加する行列が勇壮に繰り広げられます。
市長扮する主将を中心に鎧・冑(かぶと)に身を固めた坂東武者が、
法螺貝・陣太鼓を鳴らしながら歴史絵巻さながらに大通りを行進し、
織姫公民館から鑁阿寺までの約1.3キロメートルを1時間ほどかけて練り歩きます。
足利氏宅跡の鑁阿寺に到着すると、市長が足利氏代々の供養と市の繁栄を祈願し
「願文(がんもん)」を奉読します。
本堂で武者たちが追儺式(ついなしき)(豆まき)を行った後、本堂裏手に移動して
「エイ、エイ、オー」と勇ましく勝どきを上げます。
「鎧年越」は、約750年前の鎌倉時代中期、
足利義兼の孫・泰氏(源姓足利氏4代目)が一族の結束と勢力を誇示するため、
坂東武者500騎を鑁阿寺南大門に勢揃いさせたという故事にちなんだ古式ゆかしい行事です。
1915年(大正4年)繊維業者を中心に復活し、
足利を代表する伝統行事として100年以上受け継がれています。